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私は大粒の涙を流して、階段を下りていた。逃げるように急いで階段を下りるから、履いていた靴のヒールが、歩く度に大きく鳴り響いた。そんな事も気にならないくらい、視界は涙で霞んでいた。すれ違う人が泣いている私の顔を覗き込んでも、どうしようもならないくらい泣いていた。普段の私は絶対に泣かないのに。絶対に、絶対に泣かないのに。それでも私は泣いていた。

気がついたら、カフェのボックスシートに私は男の人と並んで座っていた。見覚えのないその人がビールビンを持っている仕草が好きだって、小さな事も逃さない、そんな些細な事を心に記録した瞬間、私は胸がときめいた。ビールビンに反射するその人と私。その時私は、この人が好きだって分った。自分の心に正直になって、私はちょっぴりはにかんで、その人の肩に頭をちょこんと乗せた。この人と、かっこいいけどアホな男とどっちを取るべきかと、一瞬悩んだけれど、本当に好きな人と一緒に過ごせた方が良いに決まってるって自然に答えが出た。

これから、この人とどうなるんだろう?って思った所で、目がさめた。そして泣いていた私も、恋が始まる予感がしてときめいた私も、かっこいいけどアホな男を捨てようとした私も全部夢の中の私だと気がついた。そんな事は実際にはなかったのに。夢っておもしろい。
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by ConnieWest | 2005-03-23 13:36 | Other
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