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11月4日は大統領選挙だけではなく、各州レベルでさまざまな住民投票が行われ、カリフォルニアでは、いくつかある住民投票のうち同姓同士の結婚を禁止する州法改正案が可決されてしまいました。 この、結婚は男女間のみと規定する、同性婚禁止条項8(Proposition 8)が投票にかけられ、禁止ならばYES、禁止にしないならばNOと言う、同性婚禁止がダメならイエスで、オッケーならノーを選びましょうと、これまたちょっとややこしい条項でした。 これは改定案がカリフォルニア州でどのように支持されたかが分かる分配図なのですが、ロサンジェルス、サンディエゴ、そしてサクラメントのような市でも反対色の緑色が強い結果となっています。 私は同姓婚に対して、基本的な権利が与えられないのがおかしいと常日頃から感じていたので、春にカリフォルニア州の最高裁判所が同姓婚を認める判断をした時にとても喜ばしいと感じたのでした。 そしてしばらく経って、今回の住民投票でこの条例を改正する案が可決され、物凄くガッカリしました。そしてこの改正案をメガフォーンを持って支持したのは、いくつかの昔ながらの考えを持った宗教団体が大きく関わっていると知り、その事実にもビックリしたのです。 この昔ながらの宗教団体のいくつかはダーウィンの進化論を信じず、人間は神によって作られたと本気で信じている人たちで、このような考え方が浸透している一部の人たちにとって、同性愛は当たり前にご法度で、同姓婚などはもっての他と考えているようです。 これらの考え方に付いては、それぞれの信念、価値観など深い思い入れがあるでしょうから、そこまで掘り下げませんが、この住民投票が行われる一週間前辺りから、カリフォルニア州のいたるところでは物凄い騒ぎになっていました。 どれくらいの騒ぎだったかと言うと、私の友人が働いているスターバックスのすぐ近くで行われた、州法改正案をサポートする側としない側のシュプレヒコールがすごかったとビデオリンクを送ってくれたのでそれを紹介します(ちょっと長いのです)。 黄色い旗やポスターを掲げた人たちは宗教の教えを守り、それを貫こうとしている人たち、そしてブルーのNOと書かれたポスターを掲げた人たちはそれを反対する側なのですが、なんだかとても醜いと思うのは私だけではないはずです。 こちらは11月6日に末日聖徒イエス キリスト教会(モルモン教会)の周りで起きたデモの様子がロサンジェルの新聞、Los Angels Timesのスライドショーで見られます。モルモン教会だけではなく、私の近所にあるカソリック教会の敷地には、改定案を支持する黄色い改定案8=YESと書かれたポスターが住民投票の前には、これでもかと言うくらい貼られていて、不思議な気持ちで見ていたものです。法案が可決された後にはYESと書かれたポスターは撤去されましたが、そのポスターがなくなった不気味さがなんだか、とても後味の悪さを物語っています。
by ConnieWest
| 2008-11-11 20:14
| Life in America
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