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息子が出かけて行きました。
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今日から5日間、息子がキャンプに出かけました。彼にとっては始めての学校がらみのキャンプ。本来ならば、去年通った小学校で修学旅行ならぬ、卒業キャンプがあったのですが、当時の校長先生の判断でキャンセルになってしまいました(この話については、またいつか)。息子は始めての学校キャンプで、今朝は早くから起きて、ソワソワ。そして何気にハイパーで歌う、踊る(笑)。

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キャンプだと言うのに、アメリカの子供達、私たちが日本に1ヶ月出かけるよりもたくさんの荷物を持って行きます。でもって学校からは特にバックの大きさの指定はないのです。ある女の子は、大きいスーツケース、機内持ち込み用のスーツケース、コスメバックと全てをピンクで統一して、さらにバックパック(リュックサック)と寝袋と枕を持参してました。

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息子がバスに乗って出かけるのを見送るために、生徒達と一緒に教室で待機していたのですが、そうそう、この教室の様子はネタになると、写真を撮ることに決めました(あっぱれ!自分!)。

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これは現在習っている中国についてのディスプレー。この学校は、ちょっとユニークで、ある一つのテーマに沿って、国語、社会、美術、音楽などが、そのテーマにフォーカスされたカリキュラムが組まれています。たとえば、今月は中国なので、国語(英語ですが)では中国の文学を読み、社会では中国について学び、音楽では中国の独特な音楽について学んだりしています。

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そして美術では、漢字の由来に触れ、そして習字をやったようです。"鳥"や"龍"の漢字がビミョーですが(笑)、とにかく実際に自分でやってみるって所を強調した教育がこの学校の売り。個人的には教科書や問題集だけで覚える勉強法よりも、ずっと効果があるような気がしています。

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学校にはコンピューター教室がありますが(ちなみにコンピューターの授業は毎日ある)、クラスには4台のコンピューターが常備されています。

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これは先生の机。先生専用のコンピューターがあり、机の上にはテイクアウト用のコーヒーカップ(それも2つ以上)、花、人形、写真、と使っている先生の趣味が一目で分かります。で、キャンプに引率して行った先生の飲みかけのコーヒーカップは誰が捨てるのかが気になる私。

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こちらはクラスペットのインコちゃんたち。去年までは犬と間違えるほどデカイ白うさぎがいて、教室はさりげない香りで包まれておりました。ちなみに他のクラスには、モルモットとか、金魚とか、イロイロなペットが、それぞれの先生の趣味で飼われています。

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さて、召集がかかりました。そろそろ出発の時間です。キャンプ場までは、学校から約2時間なのでスクールバスで出かけるため、まずはバスの下に荷物を入れていきます。

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そして反対側からも荷物を入れますが、いつもだいたい、ここには入りきらないので、寝袋や枕は乗車するバスの床に置かれることになります。そして毎年、毎年、先生達は荷物が多くて困っているのですが、だからと言って生徒達の持ち込む荷物の量を制限しないのです。日本生まれの日本育ちの私が思うには、まずバス下にある収納スペースを計り、生徒の数で割って、一人当たりのスペース確保を割り出し、そして荷物大きさの規制をすれば良いだけなのにと思うのでありました。そしてキャンプに行くのですから、バスを降りて、泊まるコテージまでの自然道にはローリングスーツケースは必要ないと思うのですけどねー。それに第一嵩が増えて大変だし(ブツブツ...)。

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そして、"行って来ます"の挨拶も、ハグもなく、息子はさっさと彼のダチ達に埋もれて(数人のダチ達は11歳なのに、身長170センチ近くある)、さっさとバスに乗り込んで行ってしまいました。




そして折角息子の旅立ちを見送りに来たのですから、彼が出発するまで残っていることにしました。彼の座った窓辺の席の外に立っていると、息子は"Hi"とか"Bye"とか、私がちゃんと読めるようにミラーイメージで窓ガラスに書いて遊び始めました。そこで、私も"BE SAFE"(気をつけて)と彼がちゃんと読めるように書きました。

しばらくすると、バスのエンジンがかかり、出発の合図を悟った息子は遠慮ぎみに手を振り、子供達をいっぱい乗せたスクールバスは、その積載量がオーバーしているかもしれないと心配になるほどゆっくりと動き始めました。

初めての学校キャンプで家を空ける息子がいなくなる我が家の、手持ち無沙汰の空間を想像しながら、私は彼が成長して嬉しいと思ったと共に、それでも、やっぱり、彼がいなくなると寂しい気持ちの方が強くなりました。

息子がキャンプ場に着くまでの間、彼は私が書いた"BE SAFE"のメッセージを忘れてしまうかもしれないけれど、バスの窓ガラスに埃がついていたお陰で浮き出た文字をフィルターに、彼はキャンプ場までの外の風景を見る事でしょう。そして、窓ガラスに書かれた隠れた私の思いは彼を守っていてくれるに違いないと思うと、私は安心して彼の旅立ちを祝ってあげたくなりました。
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by ConnieWest | 2006-01-09 15:52 | American Kids
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